このブログとruhohについて
ブログ開設
エンジニアの端くれとして、技術的な事柄を書けるブログを作ろう、と思ったのである。 そしてWordPressを導入し、動作確認を終えたところでテンプレートを書くのが面倒になって放置し、それから長い月日が流れた。
これではいけない、何か設定もテンプレートも気軽に書けるものはないだろうか、と考えた結果、ruhohで作ってみることにしたのである。
と書いて「ああruhohね。」と納得していただけるかは疑問なので、以下ではruhohについてごく軽く解説する。
(2019/06/12追記)その後ブログを自宅サーバーから移転したりと色々あって、結局現在はJekyllを採用している。
当時の内容は思い出としてそのままにしておく。
ruhohとは何ぞや
一言で表すと、ruhohはrubyで書かれた静的webサイトジェネレータである。
Mustacheでテンプレートを、Markdownで記事を書き、最終的にコンパイルすることで、アーカイブページなどを含めた全コンテンツが静的ファイルとして自動生成される。
設定・記事・テンプレート等、すべての入出力が静的なテキストファイルなので、作成・管理が楽で閲覧も軽快、CGIやDBも不要、ということでシンプルなwebサイトを作るにはうってつけなのである。
ruhohとJekyllとの違い
要するに最近有名なところで言うとJekyllと同じ……というか、実はruhohの作者はJekyll-Bootstrapの人で、Jekyllを自分流に作り直してみた、という雰囲気が非常に強い。
実際、基本的なファイルの構成や使いかたはほとんどJekyllと同じといってよい。
逆にJekyllとの違いとして挙げられるのは、以下の点である。
- 個々のページが、あるモデルのコレクションの一つとして扱われる
- システム、モデル、ページの各単位で同じように設定を書ける
- 共通レイアウトがテーマとして分離されている
- テンプレート言語がLiquidではなくMustache
- RSS生成、Disqus等コメントサービスへの接続等、有用なプラグインが本体に取り込まれている
シンプルさを犠牲に本体拡張を加えたJekyllと見ておけば大体間違い無いだろう。
より、そのままの状態でも使えるものになっている、といってもいいかもしれない。
なぜruhohか
実は、当初Jekyll-Bootstrapで作成していたのだが、その最中に偶然ruhohを発見したのである。
Jekyllでは有名すぎて面白みがない、と思っていたところだったので、即座にそちらへ乗り換えてしまった。
天邪鬼な性質なのである。
これから
という具合に、ruhohやら他の事共やらを書いていく所存である。
続くとよいのだが。